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昔の老後は短ったので、お金があまりかからなかった‥
今から65年前の1950年頃は、会社の定年はだいたい55歳ぐらいでした。
1950年の平均寿命は、男性58.0歳、女性61.5歳でした。
定年退職した後の男性の余命は3年程度でしたので、退職した後の時間はとても短いものでした。
生活期間が短い分、多くのお金が必要なこともありませんでした。
その後、乳幼児の死亡率が減少し、医学の進歩もあったため、平均寿命が大きく延びました。
2014年の平均寿命は、男性80.5歳、女性86.83歳
更に簡易生命表による生存率を調べると、90歳時点でも男性24.2%、女性48.3%は生き残り、95歳時点でも男性の8.7%、女性の24.4%は生き残る計算になります。
現在、定年は急ピッチで60歳から65歳に移行する手続きが会社で進んでいます。
仮に65歳で定年したとしても、男性でも15年は退職後の生活、要するに長い老後が待っています。
寿命が延びても、健康寿命は男性71歳、女性72歳です
平均寿命と健康寿命の差は、男性で9年、女性で12年になります。
要するに、健康でなくなる可能性の時期には、健康維持するお金や医療に関わるお金が多く発生するということです。
現在の医療費40兆円のうち、半分は高齢者に費やされており、2025年には50兆円に拡大する見込みです。
現在の医療保険は最大で3割負担ですが、それでは持たなくなる可能性あります。
ちなみに、介護保険の利用料については、2015年8月より収入が多い方に限り2割負担となりました。
今後、全利用者2割負担になったり、収入の高い方が3割負担にするなど、利用者への負担が多くなってくることが免れない状況に陥りそうです。
人生の早い段階で、将来の準備をする必要があります
昔に比べて、人生が長くなったので生活するお金を以前よりも多く必要となってきます。
そのために、長く働きけるように資格を取得したり、運用の勉強を始めたりする必要でてきます。
いろんな資格の中から自分に合った資格が見つけられますユーキャンで資格!
これからも老後を生き抜くための情報などを発信していきたいと思っております。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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